この記事では、フリーで利用できる Redmine が便利なのかについて紹介します。
Redmine は、オープンソースのソフトウェアです。Redmine では、プロジェクト管理や情報共有ができます。チームでプロジェクトを進めるときに、Redmine を使えばやるべき作業や管理が可能です。進捗状況を明確に把握できるので、業務を効率化しプロジェクトの成功率を高められるでしょう。そんな Redmine が本当に便利なのかを検証します。Redmine について詳しく知りたい方やプロジェクト管理について悩んでいる方は、参考にしてください。
Redmine に備わっている機能
Redmine には、10個の機能が搭載されているのです。機能の一覧とよく利用されることが多いツールを解説します。
チケット一覧
Redmine では、ひとつひとつのToDoを、チケットと呼びます。チケット一覧の機能は、登録したチケットを一覧で確認できる機能です。フィルター機能を使えば、簡単に絞り込みもできます。
ガントチャート
チケットに登録されている開始日や期日、進捗率などのデータをガントチャートに自動で描画してくれます。ガントチャートは、プロジェクト管理には欠かせないツールです。Redmine のメイン機能のひとつになっています。
カレンダー
グループウェアに欠かせないカレンダー機能。Redmine にも、この基本的な機能が備わっています。
ロードマップ
チケットをマイルストーン表示してくれるのが、ロードマップです。プロジェクトの進捗具合がひと目で分かるので、ロードマップはとても便利な機能と言えるでしょう。
Wiki
Wikiは、チームに情報を共有する機能です。打合せのメモやプロジェクトの手順書などの情報を簡単に共有できます。
- リポジトリ
- ニュース
- 活動
- 文書
- ファイル
- フォーラム
ガントチャートやロードマップが使えるので、Redmine はプロジェクト管理に最適なツールです。説明文を載せていない機能も便利なので、プロジェクト管理に役立つツールと言えるでしょう。
Redmineを使う3つのメリット
Redmine を使うメリットは、3つあります。最初に挙げられるのは、同時に編集できるということです。Redmine を使えば、共同編集ができます。スケジュールやラスクを管理するときは、Excelを使うことも多いです。Excelはひとりが作業していると、他の人は作業できません。複数人で作業した場合は、ひとつにデータをまとめなければいけない手間が発生します。Redmine を使えば共同編集が可能なので、効率的に作業できるのです。
2つ目のメリットは、Redmine はWebブラウザからアクセスできるので、場所を選ばずに使用できることです。拠点がいくつもある企業でも、ツールをRedmineに統一できます。複数拠点でメンバーが仕事をしているプロジェクトでも、ストレスを感じることなく作業を進められるでしょう。
3つ目のメリットは、データを一括管理できることです。セキュリティを重視するなら、社員がバラバラにデータを保管するのはリスクになります。Redmine なら一元管理できるので、常に最新のデータにアクセスできて、セキュリティ対策も可能です。
Redmine はフリーで便利なソフトウェア
フリーで利用できるRedmineが便利なのかについて解説してきました。ガントチャートやロードマップが使えるRedmineは、プロジェクト管理をする上で便利な製品と言えるでしょう。このような多機能なツールが無料で使えるなら、利用しない手はありません。プロジェクト管理で悩んでいたら、Redmineを導入してみましょう。